なぜ、無償運営なのか
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なぜ、無償運営なのか
ものづくりに関わる誰もが参加できる、開かれた共創連携の場へ
共創連携団体「会社の環境整備」は、ものづくり企業が入会金・年会費なく参加できる無償のプラットフォームとして運営しています。
企業規模に関係なく、一人で事業を営む方から多くの社員を抱える企業まで、ものづくりに関わる誰もが参加できる環境を大切にしています。
特に、小さな企業ほど外との接点が限られ、後継者不足などの課題を一社だけで抱えてしまうことがあります。廃業という選択に至る場合でも、その前に人や企業とのご縁があれば、事業をつなぐ、新しい仕事が生まれるなど、別の可能性が見つかるかもしれません。
私たちが目指しているのは、会費を支払ってサービスを受けるための団体ではありません。人や企業がつながり、互いに関わることで、新しいご縁や仕事、学び、挑戦を生み出していく「共創連携の場」です。
だからこそ、企業の大きさや参加による損得にかかわらず、まず人や企業とつながることができる入口を残したい。そのために、ものづくり企業が無償で参加できる環境を守っています。
まず、主宰がギブを実践する
無償の環境を守り、価値をつくる
パートナーの皆さまに共創・連携を求めるのであれば、まず主宰自身が実践しなければならないと考えています。
・例会を企画する。
・企業を訪問する。
・人と企業をつなぐ。
・情報を発信する。
・新しいご縁や機会をつくる。
・企業の挑戦を後押しする。
こうした活動には、時間や労力だけでなく、実際のコストもかかります。
2019年の活動開始以来、主宰会社であるプラド株式会社では、自社のホームページやシステムなどの基盤も無償で提供しながら、共創連携の環境を支えてきました。
無償の環境を守り、そこに価値をつくる。
それが主宰のギブであり、共創・連携を自ら実践する姿勢だと考えています。
そして、この考え方に共感していただけるパートナーの皆さまには、受け取るだけではなく、それぞれの形で「共創・連携」を返していただきたいと考えています。
「メリットがあるか」だけでは、共創は生まれない
共創連携は「サービス提供型」ではありません
活動をご案内すると、「自社にどんなメリットがあるのか」という視点で参加を判断されることがあります。
もちろん、企業としてメリットを考えることは自然なことです。
しかし、
「自社にメリットがあるなら参加する」
「メリットがなければ参加しない」
という関係だけでは、共創連携は生まれません。
共創連携は、誰かが用意したメリットを受け取るためのサービスではないからです。
・まず関わる。
・人を知る。
・誰かを紹介する。
・企業をつなぐ。
・例会に参加する。
・知恵や経験を伝える。
・誰かの挑戦に協力する。
一つひとつは小さなことでも、誰かのために自分から一歩動くことを、私たちは「ギブ」と考えています。
「無関心」と「小さく関わる」では、場は変わる
全員が大きな役割を担う必要はありません。
しかし、「無関心でいること」と、「小さくでも関わること」では、場の空気は大きく変わります。
・LINEで反応する。
・例会で声を掛ける。
・誰かを紹介する。
・活動に参加する。
そうした小さな関わりの積み重ねが、信頼や関係性をつくり、やがて新しい共創・連携につながっていきます。だからこそ、当会では「参加するだけ」ではなく、共創パートナーとして小さくでも関わり合うことを大切にしています。
「会費を取った方が良い」と言っていただくこともあります
それでも、会費制にしない理由
長く活動に関わっていただいているパートナー企業から、
「全社から会費を徴収した方が良いのでは」という
声をいただくことがあります。
活動に関わる中で、場づくりには時間や労力、費用がかかることを理解し、主宰の負担を気遣っていただいての言葉です。
とてもありがたいことだと感じています。
それでも、私たちは現在の無償運営を大切にしたいと考えています。
会費をいただけば、
「払っているのだから何をしてくれるのか」
「会費に見合うメリットがあるのか」
という関係が生まれやすくなります。

また、参加する側だけではありません。
参加企業が増えること自体が収益になれば、運営する側にも「会員を増やすこと=収益を増やすこと」という構造が生まれます。それが悪いわけではありません。しかし、私たちがつくりたい関係とは異なります。
お客様とサービス提供者ではなく、互いにギブし、共創・連携するパートナーでありたい。そのため、ものづくり企業から入会金・年会費をいただかない運営を続けています。
ただし、無償運営とは、すべての活動を無料にすることではありません。展示会や共同プロジェクトなど、費用を伴う活動については、参加する企業に必要な費用をご負担いただきながら取り組んでいます。
無償でも、人と企業が集まれば責任が生まれる
無償運営だからこそ、場を健全に保つ
無償だからといって、責任がなくなるわけではありません。
・人が集まれば、そこに期待が生まれます。
・企業が関われば、信用への配慮が必要になります。
・ご縁や仕事をつなげば、一定の責任も伴います。
・企業同士が関わる団体である以上、無償であってもビジネスとしての配慮は欠かせません。
・情報管理や運営体制を整え、参加する皆さまが安心して関われる環境をつくり、場を健全に保つ。
それも主宰が担う「無償運営の責務」だと考えています。
ものづくり企業の無償環境を支える「連携パートナー」
当会の無償運営とは、ものづくり企業が入会金・年会費なく参加できる環境を守ることです。
一方で、ものづくり企業とは別に、この考え方に賛同し、活動を支えていただく異業種の「連携パートナー」とも連携しています。
・人や企業をつなぐこと。
・知識や情報を提供すること。
・新しい挑戦に協力すること。
・活動を支えること。
支援の形は一つではありません。
連携パートナーとの取り組みも、ものづくり企業に開かれた共創連携の環境を維持していくための大切な力となっています。
ギブが共創・連携を生み、互いの発展につながる
まず、主宰が実践する。
無償の環境を守り、価値をつくる。
その姿勢に共感したパートナーが、小さくても自分から一歩動く。
そこから新しい共創・連携が生まれ、やがて互いの発展へとつながっていく。
主宰がギブを行い、それに対してパートナーがギブを返し、そこから共創・連携が生まれ、最終的に互いの発展へとつながっていく
誰か一人が支えるのでも、誰かがサービスを受けるだけでもない。
一人ひとりの関わりによって、共創連携の場を育てていく。
「ご縁を互いの円に」
それが、私たちが目指している共創連携です。

