時間労働から価値労働の時代へ

「道具の使い方がわからない」「裏技が知りたい」などというとき、動画で調べるという経験はありませんか?スマートフォンやゲーム機、家電を買ったときなども、詳しくはこちらへとQRコードが貼られ、取扱説明書がないことも多くなってきましたね。

誰もが平等に、効率よく学べる

インターネットで検索すると、魚のさばき方や服の着こなし方、体の動かし方など、どんなことでも動画で学べます。しかも自分の好きなタイミングで好きな時間、分からないところは何度も再生して確認することも可能。これは動画学習がより身近な若者たちには、当たり前の光景になっています。
さらに最近では、医師による外科手術の最新技術を収めた動画が多数公開されており、医療の進んでいない国の医師は、その動画で技術を学んでいるそうです。近い将来、世界のどこでも、同じ医療を受けることができるようになるかもしれませんね。

オープンマインドで時間を短縮

インターネットが出現する以前は、特定の人が技術や情報を独占し、それが他者には真似できない価値でした。しかし今は、オープンに誰もが学べる時代になっています。世界的に有名なガイドブックに掲載された大阪のあるお寿司屋さんの店主は、3か月専門学校で学び、一流店になるための技術や情報はすべてそこで学んだそうです。そして開店から1年もたたないうちに選ばれました。これまでは、寿司職人になるためには、老舗のすし屋で10年は修行をして、やっと一人前になれるというのが通例でした。しかし今は、学校や動画で学んでも、優れた技術や美味しさを提供できれば認められる時代になっています。肩書や経験年数は関係ないのです。

伝統工芸や職人の技術などの、技術継承で悩んでいる方は、ぜひ動画を活用して欲しいと思います。誰が見てもわかる情報をオープンにすることで、継承側の隠れた才能が開花したり、新たなアイデアが生まれたりするかもしれません。

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